AIゼーション vol.6

AIの勢いは止まることを知らず、これによってSaaSシェアは減少し、独自システム開発の流れとソフトウェアの民主化が加速しそうです。

Replitは、ブラウザ上で動作する統合開発環境(IDE)です。従来のIDEのようなインストールやセットアップが不要で、インターネットがあればどこでもアクセスできるため、開発のハードルを大きく下げてくれます。PythonやJavaScript、Goなど、50以上のプログラミング言語に対応しており、GitHub連携やリアルタイムの共同編集も可能です。

Replitでできること

  • マルチデバイス対応:PC、スマートフォン、タブレットなど、どのデバイスからでも開発可能です。
  • デプロイの簡素化:Replitは開発したアプリをその場でデプロイする機能を備えており、初心者でもスムーズに公開できます。
  • 共同編集:リアルタイムで他のユーザーと一緒にコードを書くことが可能で、チーム開発に最適です。
  • AIコーディングアシスタント(GhostWriter):コード補完やコードの説明など、AIを活用して開発のサポートを行います。

Replitの始め方

  1. アカウントの作成
    Replit公式サイトにアクセスし、「Sign up for Free」ボタンからアカウントを作成します。GoogleやGitHub、Appleなどの外部サービスでの登録も可能です。
  2. プランの選択
    初心者向けには無料の「Starterプラン」がおすすめです。このプランで基本的な開発機能はすべて利用可能です。
  3. テンプレートを選択して開発を開始
    プラン選択後、開発言語ごとのテンプレートを選ぶことができます。例えばPythonでプロジェクトを始めたい場合は、「Python」テンプレートを選び、プロジェクト名を入力して新しいプロジェクトを作成します。
  4. コードを記述し、テスト・公開
    開発画面でコードを記述し、左上の「Run」ボタンを押すと、ブラウザ上で実行結果が確認できます。プロジェクトを公開する場合は「Deploy」機能を使用します。

まとめ

Replitは、ノーコードやローコード環境を好む初心者やスタートアップ企業にとって、効率的で柔軟な開発体験を提供してくれるツールです。セットアップの手間を省き、リアルタイムでの共同作業やAI支援機能も備えており、初心者からベテランまで幅広く活用できます。

figmaのコード版といったところでしょうか。figmaの革命ぶりを思うと、知識のアップデートは常に欠かせませんね。

それではまた、ごきげんよう!