AIゼーション vol.3

AIツールをもう一つ紹介させていただきます。

この記事では、次世代のAI搭載エディター「Cursor」の特徴や使い方について紹介します。CursorはVSCodeをベースにしたエディターで、OpenAIの技術を活用した機能が満載であり、特にAIを活用してコーディング効率を飛躍的に向上させるツールです。AIによるコード自動生成やエラー検出、修正といったサポートを行い、GitHub CopilotやChatGPTと比べてよりスムーズなコーディング体験が可能です。

Cursorの主な特徴

  1. AI技術の活用: OpenAIとのパートナーシップで、AIによるコード自動生成や修正が可能。Cursorの有料プランか、独自にOpenAI API Keyを使用することで高機能な支援が受けられます。
  2. VSCodeとの互換性: VSCodeのフォークであるため、ユーザーはスムーズに移行可能。拡張機能のインポートも簡単で、移行の手間が少ないです。
  3. 多機能なAIチャット機能: 特定のコードやファイル、ドキュメントをAIに参照させる機能や、直接コード提案を画面で適用できるシームレスな操作性が魅力です。

基本設定と使い方

  1. Cursorのインストール後、VSCodeの拡張機能をインポートします。無料プランもありますが、開発に本格的に使用するならProプランやAPI Keyの利用もできます。
  2. 日本語拡張機能など、インポート後に正常動作しない拡張機能は再インストールすることで解決します。

オススメ機能

  • コード修正の適用: Command+Kでコード提案を表示後、Command+Yで直接適用できます。
  • Codebase機能: ソースコード全体や特定のフォルダのみを参照させるカスタム設定が可能で、特定ファイルの内容を踏まえた回答をAIが行います。
  • シンボル機能: @~で特定のコード、Gitコミット、外部ドキュメントを指定し、コードに関する説明やアドバイスを受けられます。

終わりに

Cursorは、AI技術を活用した新世代エディターとして、VSCodeに続く強力な選択肢となりつつあります。特にAIによる高度な支援が必要な開発者にとって、移行してみる価値のあるエディターだと思いますので、ぜひ体験してみてください。

それではまた、ごきげんよう!